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【一筋の】きれぼしサッカー2【光明】


[969]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/08/14(金) 17:01:13 ID:???
数時間後、両チームともにミーティングも準備運動も終わり、
放送席の紹介を背に受けてそれぞれの持ち場に向かっていた。

放送「ヤーヤー!お茶の間の皆様グーテンモルゲン!こちらベルリンでは、
いよいよハンブルガーSV対シャンゼリゼFCの試合が行われようとしております! 
カルツくんをはじめとしたハンブルガーの主力4選手の欠場という大ハンデを負ったハンブルグ!
そうした中でゴールを守るのはやはりこの人、スーパーグレートゴールキーパー若林くん!
迎え撃つはフランスサッカーの雄であるシャンゼリゼ!!
『フランスの宝剣』ガスパール・ルブランが率いるチームにどう勝っていくか、非常に楽しみです!」

ワアアアアアアアアアアアアアッ!

場内が湧き立ちはじめたのとは対照的に、センターサークル内では穏やかに
ただし険を含みながら対話が進んでいた。

ルブラン(あずみ)「はじめましてヘル・ワカバヤシ、今日はいい試合にしましょう
         (この人が6年間ハンブルグで腕を磨いた若林源三、ね)」
若林「若林で結構だ、それと、少なくともそっちの期待には応えられそうにもない」
ルブラン(あずみ)「えっ?」
若林「悪いがこの程度の相手で良い試合なんてしていたら、俺は畑に転がる芋程度で終わってしまう。
   お前達にはたとえ1対1でも、倒れていても1点もやる点はない」
ルブラン(あずみ)「へえ、随分と大言を吐いてくれるね」
若林「大言じゃない。事実だ。正確にはあと1時間かそこらで事実になる出来事だ」
ナポレオン「おい、さっきから黙って聞けば、ナメた事言ってくれてんな、控えキーパー」

若林が傲然と余裕の勝利を宣言した直後、シャンゼリゼの暴れ者が堪えきれずに会話へと割り込む。
若林はさして関心を払うふうでもなく、面倒くさげに向き直し、尋ねる。


0ch BBS 2007-01-24