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【合宿終了】ライ滝第三十三話【新章開幕】


[969]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/03/22(日) 22:14:29 ID:???

 数日後。滝が候補に挙げたメンバー達はフェニックスネストに呼びだされ、ギリアムから事の次第を説明されていた。
 勿論全日本サッカー協会の目論見や世界の滅亡について全て隠す事なく、である。

ギリアム「――以上が俺達が新チーム結成し全日本の打倒を計画した理由の全容だ。
     信じ難い話だろうがこれは全て現実だ。君達には俺を信じて是非とも打倒全日本に協力してもらいたい」

シン「そう言われても……」

甲児「ああ。サッカー協会が滅茶苦茶な事を考えてるってのはギリギリ信じられるとしても、
   全日本ユースが優勝すると世界が滅亡するってのはなぁ」

 しかし当然ながら集まったメンバーの反応は芳しくない。
 特に普段超常的な事とは無縁の生活を送っている生田(仮)以外の者達はギリアムの言葉を殆ど信じていなかった。

ミスト「俺は信じる。ギリアムさんは確証もない事を言って皆を混乱させるような人じゃない。
    それに今の話じゃ他にも沢山の人が協力しているみたいだし、滝君もその一人だって言うじゃないか。
    ここまで大それた事を冗談半分でやるなんて思えないよ。俺は協力するぞ」

ミライ「僕もギリアムさんの言っている事に嘘はないと思います。
    この宇宙はまだまだ僕達の知らない事で満ちていますし、世界を作り変えるような宝があっても不思議な話じゃありません。
    そして、世界がそんな危険な状態にあるのなら僕はGUYSのメンバーとしてそれを阻止するつもりです」

 この状況に助け舟を出したのは須派炉歩学園のメンバーでありギリアムを良く知っているミスト、
そして生田(仮)の中でも特に超常的な事に理解のありそうなミライの二人であった。
 彼らはギリアムの話を信じ、新チームにも参加する旨を真っ先に表明する。

ゼロ「流石はミストにメb……ミライだ。わかってるじゃねえか。――刹那、お前はどうなんだ?」

 賛同する者が二人現れた事に気を良くしたゼロは、続けて特に親しい間柄である刹那へと話を振った。
 これに対し、部屋の隅で壁にもたれ掛りながら腕組みをしていた刹那はしばらく黙っていた末に口を開く。


0ch BBS 2007-01-24