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【合宿終了】ライ滝第三十三話【新章開幕】


[970]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2015/03/22(日) 22:15:29 ID:???

刹那「――全てを信じる事はまだ出来ない。だが全日本サッカー協会が歪んでいるのは間違いない。
   世界の歪みはこの俺が断ち切る。出来る限りの手は貸そう」

 世界の歪みという物に嫌悪感を抱いている刹那は世界の滅亡以上に協会の腐敗ぶりに思う所があったらしい。
 ギリアムに対してまだ不信感はあるようだったが、彼もまた協力を約束する。

魁「俺も同感。ワールドユースのメンバーが選考もしないで決められてるなんて冗談じゃない。
  そんなふざけた話、絶対に叩き潰してやるぜ!」

 続いてサッカーそのものに対して非常にストイックな姿勢を貫いている魁もまた協会のやり方に怒りを露わにした。
 Jrユースの試合を見て以降シュナイダーと戦う事を目標にしていた魁にとって、
実力で判断されずにWユースに参加出来ないなど到底我慢ならない話であったのは想像に難くない。

甲児「……なあ滝、世界の滅亡って方はひとまず置いとくとして、
   全日本サッカー協会がWユースの選出をもう決めてるってのは本当なのか?」

 この件に関しては甲児としても思う所があるらしい。彼は滝に真偽を問いただしてきた。

滝「俺の知り合いで協会に所属してる片桐って人から聞いた話だ。間違いない。
  俺は要請が来ても辞退するが、メンバーはJrユースの連中がほぼ全員継続する形になるらしい」

甲児「そっか……それが間違いないんなら俺もウダウダ言ってる場合じゃないよな。
   手を貸すぜ。サッカー協会の方針は気に入らねえ」

シン「他人の運命を誰かが勝手な思惑で決めるのは俺も嫌だ。まだ全部を信じる事は出来ないけど……俺も参加する」

 やはり世界の危機という漠然としたものよりも自分達の頑張りが認められないという目下の問題は大きかった。
 当初は渋い顔をしていた甲児やシンも立て続けに新チームへの参加を了承し始める。


0ch BBS 2007-01-24