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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[208]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/12(月) 23:40:10 ID:xKxk+iyY
★鈴仙→インビジブルデューパー 63 ( ダイヤQ )( 6 + 5 )=74★*フラグ回収!
★幽々子→ブロック 50 ( クラブ3 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)=60
 毛玉B→ブロック 51 ( クラブ7 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=56★

紫「そん、な……!」

鈴仙が今まさにシュートへのインパクトを決める時、
境界の裂け目――『スキマ』を利用して試合を観戦していた八雲紫は、
水晶のような瞳を見開き、しなやかな指を震わせ……明らかに、動揺していた。

紫「信じ、られない。 まさか、彼女が、ここまで……!」

幻想郷の秩序を崩し得る存在として、当初から鈴仙・優曇華院・イナバを警戒していた八雲紫。
その判断自体は的確であったが――しかし、やはり彼女の知性は衰えていたと断ぜざるを得ない。
何故ならば、彼女は見誤っていた。 鈴仙・優曇華院・イナバを警戒するは良いが、その程度が弱すぎた。
鈴仙は紫の想定よりも早く、そして大きな力を身に付けてしまったのだから。


***


謎のサッカー少年「(あの様子を見ると。 俺が教えるまでも無く、自分で気づいた……と、いう事かな。
うん。 間違い無く鈴仙さんは、あの時から成長している。 ――これはやはり、俺の出番も近いという事かな……)」

しかし、観客席に陣取っていた、風来坊を思わせる謎の少年にとって、眼前の展開は充分に想定の範囲内だった。
むしろ彼は期待していた。 ……自分の力が無くとも、鈴仙が自身で道を切り開こうとする姿に。
少年は三度笠を被り直し、フィールドを再び見る事にした。


0ch BBS 2007-01-24