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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[292]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/14(水) 23:27:44 ID:h/lrjs2k
そのシュートは確かに、並大抵の代物では無かった。
ただ真っ直ぐに飛ぶだけのパワーシュートでも無く、ただコースを外して変化するテクニカルシュートでも無い。
それ故、慧音のような優秀なDFであっても、そのパワーか変化か。
どちらかに対処するのが精いっぱいであり、結果としてブロックチャンスを逃してしまう。

輝夜「成程。 強くて曲がるシュートか。 ……だったら、役割分担をしなくちゃね!」

――そして、そのシュートの特徴をすぐさま看破した輝夜は、そう言ってボールから大きく外れた位置へと向かう。
これは決して、彼女特有のサボタージュでは無かった。つまり。

輝夜「私はこのシュートの軌道を読む。 そして、えーりんはこのシュートの威力を完全に減じ切る!
こうすれば、あんたのシュートなんて全然怖くないわね!!」

バァァッ!

輝夜「こっちよえーりん!」

永琳「(輝夜。少しは隠す素振りを見せなさいな……。
一応この必殺技は表では、『輝夜が凄い気合でシュートをダイビングキャッチする技』で、通っているんだから。
『私が謎な力でゴール前に現れて、こっそり一緒にセーブをしている』という事実がバレたら……)」ボソボソ

輝夜「(えー。 細かい事は全然良いじゃない。 ――それより、ホラ! あそこよ!)」

永琳「――全く。 世話の焼ける姫様ね……っと!」

バァァァァァッ、ドゴオオオオオオオオオオオオオッ! ガシッ!! ……ポロン……ガシッ。

メルラン「あっははは〜〜♪ ハッピーハッピ〜……って、アレ!? 決まって無い!? どうして〜!?」


0ch BBS 2007-01-24