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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[376]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/18(日) 23:46:44 ID:???
★妖夢→待宵反射衛星斬 57 ( ダイヤ6 )+( 4 + 3 )=64*吹き飛び!
 妹紅→鳳翼天翔 55 ( ハート2 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=68★*フラグ習得!
≦−2→ルナティックスボールに。

妖夢「(決まった……。 完全に理想的では無いけれど、それでも、しっかりと芯を捉えてシュートを撃てた……!)」

シュートをゴールに向けて撃ち放った時、妖夢の表情は幾ばくかの自信が見え隠れていた。
元より妖夢は、この『待宵反射衛星斬』を自身の最大の技として自負していたし、
単純な技の威力だけならば、レミリア・スカーレットの『ノン・レッドサン』や、
霧雨魔理沙の『ブレイジングスター』にも決して負けてはいないと思っていた。
そしてそれは事実であり、少なくとも過去において、妖夢はこの技で幾度もゴールを奪ってきた。

妖夢「(藍さんは言っていた。 私の全力のシュートでも、蓬莱山輝夜からゴールを奪える確率は20%程度。
いや、下手をすればそれ以下かもしれない……と。
だけど、私は確かめたい! 確率には囚われない、私自身の真の強さを――!!)蓬莱山輝夜、覚悟……!!」

そんな妖夢に残されたプライドが、藍からの忠言を聞き入れつつも、彼女をシュートに向かわせたのかもしれない。
様々な挫折を味わいながらも、ひたすらに力を求めて来た自分なら、
そんな数値差を超えた奇跡を起こせるのではないか。 傍目から見て滑稽であっても、妖夢はそう信じていた。

――しかし。 現実は妖夢の想像以上に残酷だった。

―――ゴオオオッ……。 

妖夢「!?」

兎にも角にも良くも悪くも一本気で、一度目標を定めたらそれだけに突っ込んで、周りが見えなくなる。
そんな妖夢は失念していた。 永遠亭ルナティックスのゴールを守るのは、蓬莱山輝夜一人だけでは無い事に。
滾る熱気を感じ、妖夢がその源に向かって振り向いた際には、既に手遅れだった。


0ch BBS 2007-01-24