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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[392]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/19(月) 23:25:01 ID:???
バシッ……バシッ……バシッ……

実況「さあ! 永遠亭ルナティックスのパスワークは安全に進行していきます!
どうやら、西行寺亡霊連合も攻撃を諦めて後半に全てを賭けるという意気込みなのでしょうか!?
前半はもうすぐ30分を超え……そして、1分程度のロスタイムに突入しました!」

藍「(賭ける、という事だけは当たっているさ。 ――もっとも、そのタイミングと方法については、違いがあるがな……)」

西行寺亡霊連合のメンバーは、積極的にプレスやカットにも行かず、体力を温存していた。
大敗している状況ならばともかく、一点差で後半が残されている現状ならば、彼女達にも多少の余裕はある。

ウサギB「お師匠さまっ!」

バシッ! ……パシッ。

永琳「有難う(――さて。 そろそろか……)」

そんな西行寺亡霊連合の目論見を当初から看破していたのは永琳だった。
前半中ごろにはDFすら上げて、積極的にカットに向かっていた西行寺亡霊連合のメンバーが、殆どプレスに来ない。
これを撤退では無く、機を伺っての行動である事は明白だった。

グワァァァァァァッ!

永琳「(ドリブル……では駄目ね。 凄い人数に囲まれてしまう。 ならば――)……受け取りなさい、ウドンゲ!」

バッ……ゴォォォッ!

――故に、前半は終了直前であるにも関わらず、永琳は必殺のパスでボールを前方の鈴仙へと送る。
前半の短いロスタイムも、30秒近くを回った頃だった。


0ch BBS 2007-01-24