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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[591]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/24(土) 22:55:16 ID:f1M3cgzI
実況「ボールは中盤で、FWの魂魄妖夢選手がフォロー!
妖夢選手、橙選手とメルラン選手を連れ、ルナティックスの右サイド側を真っ直ぐに突き進んでいきます〜〜!」

鈴仙「あ、あわわ……! ミスっちゃったわ……!」

ウサギC「ど、どーしよ〜?!」

妹紅「……確かに私達の中盤は不在だけど、それは敵だっておんなじ。
だから、相手にしてもこのままフォローも無い状態で突っ走るかは……微妙だね」

ウサギC「じゃ、じゃあさ〜! わたしたちDFがラインを上げて、あのよ〜むってのからボールを取っちゃうのはどうかな〜〜!?」

妹紅「いや……その場合、敵が攻めて来ず、前目でのパスワークに走られた場合が怖い。
中盤の藍とかルナサとかが戻って来たのを良い事に、巧いパスを通されて、そのまま一対一……なんて悪夢みたいな事もあり得る。
とりあえずは、このままPA内を固めてさえいれば、そういう隙を突かれる――と、いう事は無いと思うけど。
――その代わり、敵に体勢を整えられる事だけは、覚悟しなくちゃいけないかしら」

慧音「……中間の案――例えば、妹紅とウサギCにのみボールカットに行かせて、
私とつかさ、そしてウサギBはPA内を固める――と、いうのも考え得るが。
折衷案というのは、往々にして中途半端になる危険もあるからな……」

そして、ルナティックスの最終ラインを任されたDF陣は迷っていた。
たった三名で進撃を続ける、西行寺亡霊連合のFW陣への対処に。

鈴仙「(敵がどういう意図で上がってきているのか。
前線でボールを維持したいだけなのか、それとも果敢に一対一を狙っていきたいのか。
これまでの敵の動きの傾向から、読めたりしないかしら。
――それによって、どんな方法を取れば良いかは変わって来そうだけど。
ここは、慧音さんに何か指示を出してみようかな……!?)」


0ch BBS 2007-01-24