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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[614]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 23:04:21 ID:6vuCCI6Q
B:「皆! ここは橙と妖夢のドリブルやワンツーに要警戒よ!」

鈴仙「(――いや。 今のリリカのオーバーラップ……何か不自然な気がする。
確かに西行寺はここで1点を取っておきたいのは分かるけど、それ以上に不要な失点はしたくない筈。
なのに、試合終了直前でも無いのに、ここまで無理してDFを上げて来るものかしら……?)」

鈴仙はこの時咄嗟に、リリカの動きの不自然さに気が付く事が出来た。
焦っている様子でも無く、輝夜の全力セーブ相手に絶対の勝機がある訳でも無く、
それにも関わらず、危険の大きいオーバーラップという博打に出るだろうか。
そう発想していくと……自ずと敵の狙いは見えてくる。 鈴仙はDF陣に向かってこう叫んだ。

鈴仙「皆! ここは橙と妖夢のドリブルやワンツーに要警戒よ!」

つかさ「……!? で、でも。 左サイドにはプリズムリバー三姉妹が……!」

鈴仙「……大丈夫。 プリズムリバー三姉妹はこの局面、どうせ攻められやしないもの。
ここは、橙達の突破に人数を割かれないためのフェイクよ! だからここは、思い切って右サイドの二人に警戒を!」

慧音「なん、だと……! ――しかし、確かにこの局面でのオーバーラップは、
これまでの冷静な西行寺のやり口からすると異質だ。 ……皆、ここは鈴仙の読みを信じよう!」

永琳「(……ふむ。 今までのウドンゲじゃあとても出来ない、良い意味での自信っぷりね。
だけどそれは決して的外れな自信では無い。 ――成程、これはあの子を少しでも評価してあげるべきかしらね)」

確証はないが、鈴仙は敢えてここで断言した。
慧音は一瞬たじろぎながらも、鈴仙の言葉に利があると信じて他のDF陣にも協力を促してくれた。
そして結果として、鈴仙の読みは見事に当たっており――。

リリカ「(あちゃ。 バレちゃってたか)……後は任せたよ、橙ちゃん!」

橙「(う、うえぇ……。全然敵さん、あっちを警戒してくれなかったよ……)」


0ch BBS 2007-01-24