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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
[751]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/01/31(土) 01:17:46 ID:J5EPqeVw
A:鈴仙は単身、幽々子へとタックルに向かった。(鈴仙のタックル:49)
鈴仙「(……駄目。 確かに敵は迂闊には攻める事は出来ないけれど、
それでも、幽々子さんに長時間ボールを持たせていたらどうなるか分からない。
ここはひよらず、一気にボールを奪い返すのよ……!!)――ま、まちなさーいっ!?」
タッ! ……タタタタタタタタタッ!
幽々子「……あら。 来たわね。 妖夢がいつも、お世話になっているわ〜」
鈴仙「はぁ、はぁ……! ――勝負です、幽々子さん……!!」
ダッ! ズザアアアアアアアアアアアアッ!
実況「鈴仙選手がここで、自慢の俊足を活かして速攻!
ボールをキープする幽々子選手に対し、タックルで単身攻め上がっていきます!
ここでボールを取れればルナティックスは絶対的なチャンスですが〜〜!?」
鈴仙の猛進に対し、幽々子は静かな微笑みを湛えながら、しかし一分の隙すら見せずに対峙する。
未熟な従者が、完璧な他家の当主に対して刃を向ける構図。
これは一見して、先程の妖夢と永琳との対峙の局面に非常に良く似ていた。
しかし、その実は大きく異なる事を、未だ未熟さが抜けきらず、自分自身で精一杯な鈴仙はもとより
――冥界の当主、西行寺幽々子嬢は良く理解していた。
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0ch BBS 2007-01-24