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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[895]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 22:34:35 ID:PBdb0GXA

鈴仙「――私は、これからも悩む。 悩まないなんて、そんな事出来る訳がないもの。
薬売りは相変わらずサッパリで、口下手はいつまでも治んないけど……それでも、言葉に出して、悩み続けたい!
だって、私には、そんな私を分かってくれる人が。 ……そんな人達が居るから!!」

幽々子「……来る、みたいね。 望むとも、望まざろうとも」

中西「小娘が。 ……世の中、そんなに甘くないわい!」

リリカ「(え〜い、もうどうにでもなれ〜っ!
……って言う私は、フォローに回るんだけどね〜。だってあのシュート、見るからに怖いし)」

鈴仙の宣言に対して、西行寺亡霊連合の守備陣もそれぞれの想いから全力でブロックやフォローに回る。
しかしその程度で、鈴仙の爆発しつつある感情は鎮火したりはしない。
むしろこの極限状況で、鈴仙が纏う波長は鼓動と共に大きく、そして激しく触れて――。

鈴仙「――食らいなさい……! これが私の感情の爆発!
――『マインドエクスプロージョン』よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

バッ……ゴォオオオォオオオオオオオオオオオオオオンン!! ギュン……ギュンギュンギュンギュン………!!

鈴仙「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええ〜〜〜〜!!」

実況「で……出た〜〜〜!! 鈴仙選手最強のミドルシュート・『マインドエクスプロージョン』が……ついに出ました〜!」


――その波長はインパクトの瞬間ボールへと無駄なく移行し、そして……ゆっくりと推進しながら弾けていった。


0ch BBS 2007-01-24