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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】


[989]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/06(金) 00:02:11 ID:???
★鈴仙→リフレクトバレット 60 ( クラブA )+( 2 + 2 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=63
 パスカル→リフレクトバレット 57 ( ハート4 )+( 3 + 4 )=64★
★毛玉B→低いクリア 46 ( スペード6 )+( 3 + 3 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=51
 毛玉D→低いクリア 46 ( ハート6 )+( 3 + 2 )+(人数補正+1)=52★
★中西→パンチング 56 ( ハート2 )+( 5 + 3 )=64★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして試合終了!

バギュルルルルル……ギュンギュンギュン!

――中西の方向へと向かって揺れる鈴仙達のシュートの軌道を見た時、
妖夢は改めて自身の想いを確認していた。

妖夢「(……永琳さん、てゐさん、パスカル……さん。
鈴仙はそうやって、自分を分かってくれる仲間と一緒に行く道を選んだんだね。
だとしたら――やっぱり、私は鈴仙と同じ道を歩む事はできないみたい)」

妖夢はこの時始めて、心の底から本音で「残念です」と言う事が出来た。……いや、自然にそう言葉が零れていた。
しかし、それでそのまま折れてしまって、再び鈴仙の元へ駆け出しはしない所が、妖夢の強さであり……弱さであった。
妖夢は同時に、こう思っていた。

妖夢「(だけど――少なくとも私にとっては。 ……それは間違っていると思う。
仲間が居ると、私は仲間の脚を引っ張ってしまう。仲間が居ると、私は甘えてもっと弱くなってしまう。
だから……私は強くなりたい。 ただ、力を得たい。 幽々子様や鈴仙に頼らず、自分ひとりで生きていけるように……!)」

今回の試合、妖夢は決死のシュートを容易く防がれてしまった。
前回の――地底妖怪との試合では、シュートはポストを叩いてしまった。
自分が弱かったから、今日の試合も前の試合も負けたのだと、真面目過ぎる妖夢は信じて疑わない。

だから妖夢は、幽々子や鈴仙を否定する。大好きな主人や親友を、弱い自分の手によって、穢したくなかった。
それ故に、そんな真面目で優しい妖夢が、かくも強情に力を求めるのは必然だったのかもしれない。
……例えそれが、当初の目的とは本末転倒な結果を導き出そうとしていても。


0ch BBS 2007-01-24