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アク規中代理カキコ依頼スレその5


[198]2 ◆vD5srW.8hU :2015/04/16(木) 00:13:21 ID:esbJvrkE
ここでチームを変えたのはまたしてもコインブラだった。

コインブラ「…違う」

カルロス「えっ?」

コインブラ「サイクロンを使えば、サイクロンを決めれば、世界一になれる訳じゃない…
日本の勝利など、決まってはいない…!」

ブラジルメンバー「な、なんだって…」「(何でいきなりこんな事を…)」「(こいつ、本当にコインブラか?)」

その時コインブラの瞳に灯ったのは間違いなく闘志。このまま負けて堪るか、何としてでも逆転してやると言う
サッカー選手なら持っていて当たり前で、だがコインブラは今まで一度も見せなかった不屈の闘志。
その希望のかがり火を見逃す程、利用しない程カルロスは無能ではなかった。

カルロス「(そうか、ジャイロの事を思い出したのか…だが、これで空気が変わった!)そうだぞ皆。
俺達は元々この延長戦で1点以上取る筈だった。PK戦に逃げ込もうなどと考えていなかった。
相手にリードされようがされまいが、点を取らなければ勝てないのは変わらないんだ。違うか?」

ジェトーリオ「…まあ、そうだけどさ。じゃあどう攻めるの?前半はロスタイム込みで後3〜4分じゃない?」

ネイ「やはり俺達のゴールデンコンビで速攻を…」

カルロス「いや、それはもう使い過ぎた。日本はこれから守りを固めてくるだろうから、新しい攻め方が必要だ…
俺に任せてくれ。俺が先陣を切って突っ込んで見せるから、フォローを頼む。前半残りは…全員攻撃だ」

ディウセウ「…ん、分かった。頼むぜ、カルロス」

こうしてブラジルもまた王者の誇りを賭け、最後の闘志を振り絞って決戦に向かった。
彼らの心には間違いなくヒビが入っていたが、ヒビが入ろうとダイヤはダイヤだと言わんばかりに折れる事を拒んでいた。


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0ch BBS 2007-01-24