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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】


[123]森末(仮):2015/01/26(月) 02:16:44 ID:???
>D.井沢がボランチに転向しないのは『来生・滝と位置が離れる』からだ!
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この時、板野は発想を逆転させた。
井沢が何故、トップ下に拘るのか……そう考えるのではなく、考えを逆転。
即ち、井沢がトップ下よりも更に下の位置に移動した場合どうなるのかを考えたのである。
その瞬間、板野は理解をした。 先ほど自分が言ったもの――松山と自分との位置関係の重要さを頭に描く事で、理解出来たのだ。

板野「井沢がボランチに転向しない理由……それは、来生や滝と位置が離れるからだ!」
井沢「!!」
滝「な、なに……? どういう事だよ?」

答えを言った瞬間、井沢は驚いた眼で板野を見つめ、逆に滝は意味を計りかねる。
板野は井沢の反応を見て自身の考えが間違いでない事を確信しながら、
衝撃を受けるであろう滝に――しかし、事実を告げ始めた。

板野「ボランチになった際、当然ながら滝と来生の位置とは井沢は離れる。
   来生はCFWだし滝はウイング……サイドハーフも出来るかもしれないけど、基本はウイングだろ?」
滝「ああ……まあ、そうだな。 井沢がトップ下かサイドハーフなら近いだろうが、ボランチは流石に距離がある」
板野「つまり、連携が取りにくくなる」
滝「!!」

井沢、来生、滝。彼ら修哲トリオの連携技の多さは有名である。
本編においても数々の技を身に着け、その連携の巧みさは双子の立花兄弟並。
しかし、その連携も位置が近く無ければ使えず――井沢のボランチ転向は、彼らとの連携を潰してしまう事を意味していた。

板野「勿論機会はあるんだろうけど、前目の位置でいる時に比較すればそれは激減するだろうね」
滝「つまり……俺達との連携の為に、トップ下に拘り続けてたっていうのか?」
井沢「最初は本当に松山への対抗心とかだったんだ……ただ、板野が松山との連携技を……って言った辺りで気づいてな」


0ch BBS 2007-01-24