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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[146]森末(仮):2015/01/26(月) 23:47:41 ID:???
この時、2人はほぼ同時に板野への感謝の念を抱いていた。
井沢からしてみれば、己の尊敬する若林からゴールを奪ったこのチームのキャプテン自らが、
意固地で説得が難しいだろう自分にボランチへの転向を進めてきた事について、
板野は自分に期待をしているのだろうと考え、素直にボランチ転向に踏み切らせてくれた事を感謝していた。
一方で滝としてみれば、やはり彼でも井沢の説得は難しかったに違いなく。
仮に自分たちの親分である若林に頼んで井沢に言い聞かせようとしたところで、
井沢はあくまでも渋々といった様子で転向に臨んでいただろう。
それを対話によって、全てを納得させてみせて片付けたのだから、板野には感謝してもしきれない程である。
滝「(そもそも俺の頼みを聞いてくれたってだけでもなぁ……アイツも俺達が若林さんについてるっての知ってるだろうに)」
井沢「(奴の顔に泥を塗らん為にも、活躍してみせないとな……)」
今まで禄に話した事が無かった為か、今日の板野との対話が彼らにとっての板野の第一印象といっても過言ではなく。
そして、その印象の中で彼は井沢達が好意を抱かせるに十分な魅力を見せつけた。
それでも若林への忠誠が彼らには残っていたが、
少なくとも板野がキャプテンを務める事に不満を抱く事は……今後次第ではあるが、恐らくなくなるだろう。
その後、来生がいつまでも別室をうろうろしていた為に見上に雷を落とされ部屋に戻ってくるまで、
井沢達は昔の思い出話とこれからの事について話しあった。
涙を拭い、前を向き、顔を上げた井沢守に――もはや迷いはなく。
滝はその横顔を見て少しだけ寂しくなりながらも、彼の選択を心から喜ぶのだった。
井沢「(見てろよ松山! 俺はお前以上にボランチの役割をこなしてみせるぞ!!)」
なお、異常な執着が無くなっただけで、井沢の松山に対するライバル心が健在だった事を追記しておく。
※滝、井沢の板野への感情値が+2されました。
※今後井沢が来生・滝との連携を覚えにくくなりました。
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0ch BBS 2007-01-24