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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】


[161]森末(仮):2015/01/27(火) 00:24:38 ID:???
井沢「滝、来生、手筈通り頼むぜ」
滝「ああ、わかってる」

板野がパスの練習に励んでいた頃、井沢達修哲トリオもまた練習に取り組もうとしていた。
彼らはこれまでも共に練習をしてきた為、多くの者達は今日もまた仲良しトリオが練習しているだけだとしか考えていなかった。
だが、見る者が見れば、今日の練習がいつもとは違う事にすぐさま感づいただろう。

来生「にしても珍しいな〜、井沢が守備の練習したいだなんて。 ん? でも南葛だと結構してたっけ?」

今日の練習がいつもの練習と違う点――それは井沢の練習内容が守備に重きを置いたメニューだという事だった。
南葛時代はともかくとして、この合宿が始まってから井沢は主に攻撃の練習をしてきた。
それは松山に対する対抗心によるものであり、OMFを目指していた事が起因している。
しかし、昨日の板野と滝の説得によりボランチを目指す事となった今。
彼は昨日滝から忠告を受けたように、決してボランチになったからといってレギュラーが安泰とは考えておらず。
更なるレベルアップをと考えて、守備力の強化に臨もうとしていたのだ。

井沢「(松山にも中山にも負けん! 俺が全日本不動のボランチになるんだ!)さぁ、行くぞ来生、滝!」
滝「(やる気が空回りしないといいけどな。 ま、俺も気合入れるとするか!)おう!!」
来生「なんだなんだ? 2人とも気合入ってるな〜」

無論、その井沢に対し、自分たちを見くびるなと高らかに宣言をした滝が、
彼同様気合に溢れていたのは言うまでもない事である。


0ch BBS 2007-01-24