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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[234]森末(仮):2015/01/29(木) 01:03:54 ID:???
板野「(へぇ、代表選手なんだ。 あの国旗は……確かイングランドのだっけ?
イングランド……イングランド……えっ!?)も、もしかして……ロブソン!?」
ロブソン「む?」
そしてその国旗を見て逡巡した後、板野は思い出した。
彼こそがイングランド代表のキャプテンにして、
テクモ版ではサイクロンをあっさりブロックする事もある程の実力者――ロブソンであるという事を。
あまりの驚きに声を上げた板野に対して、自身の名が呼ばれて振り向くロブソン。
当然これまで面識の無い板野が自身の名を呼んだ事にロブソンは不思議そうに首を傾げるのだが、
板野はどうしたものかと考えつつも、声をかけてしまった形になったのだから無視は出来ないだろうと彼に近づき挨拶をする。
板野「ご、ごめん、突然大声で呼んじゃって……えっとその、イングランドJrユースのキャプテン……ロブソンくんだよね?」
ロブソン「ああ、そうだが……失礼だが、君は?」
改めて確認をすると、ロブソンは肯定しつつも板野を怪訝な目で見る。
彼が板野を何者か、と思うのも当然の話である。
仮にこれがロブソンの地元であるイングランドならば、Jrユースレベルながら知名度のある彼が街中で声をかけられるのもわかる。
或いはフランスでも地元の熱狂的なサッカーファンが、
将来フランスの敵となるであろうサッカー先進国であるイングランドの未来を担う選手たるロブソンを知っていたとしても理解できる。
だが、板野は見るからに日系人――とてもではないが、サッカーを知っているようには思えない。
一体そんな板野が、どうして自身の名を知ってるのかとロブソンが疑問を持っても無理からぬ事だろう。
よって、板野はまず自己紹介をする事とした。
板野「俺は板野……板野住明。
今度このフランスで行われる国際Jrユース大会に参加する、全日本のキャプテンなんだ」
ロブソン「ふむ? 全日本?」
まずは名前を伝え、それと同時にサッカーに携わる者、このたび行われる大会に参加をするという事も伝える。
これを聞いて、ロブソンはまじまじと板野を見つめ……。
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0ch BBS 2007-01-24