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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】


[29]森末(仮):2015/01/25(日) 00:10:09 ID:???
その後、全日本メンバーはいつものようにホテルへと帰り、夕食を取って自室へ。
しかし、この日の板野は自室へとは戻らず、
昨夜の約束を果たす為に井沢達のいる部屋へと足を踏み入れていた。

井沢「よう、板野。 なんだか知らないが俺に話があるんだって?」
板野「う、うん……あれ、来生は?」
滝「来生はちょっと外に出てるんだ。 多分高杉や中里の部屋に遊びに行ってるんだろうな」
板野「(助かった……来生がいると話がややこしくなりそうだもんな。 ……滝が上手くやってくれたのかな?)」

板野の予想通り、この場に来生がいないのは滝が上手く彼を言い含めて外出させた経緯があった。
本人に悪気はないのかもしれないが、頓珍漢な事を言っては場を白けさせたり混乱させるのが常の来生。
彼がいれば話し合いもロクに出来ないだろうと板野は考えていた為に、
これは滝のファインプレーと言っていいだろう。

ホッと安心をする板野だったが……まだ緊張を解す訳にはいかない、とベッドに腰掛けてこちらを眺める井沢を見て考え直す。
そう、今は来生がいなくなってようやく話し合いが出来るようになった、というだけ。
これからの話し合いの内容如何では、自分こそが乱暴に部屋を追い出されかねないのである。

板野「(昨日は理詰めは駄目と思ったけど、ある程度はそれで攻めなきゃ駄目な場面も当然ある。
    要はどれだけバランスを取れるか、反応を見て納得できるだけの材料を並べられるかだな。
    正論を吐きすぎたら逆ギレされかねないから、上手く押したり引いたりのタイミングも計らないと。
    
    あとは……俺の【主人公】としての力を使えば、
    その場その場で何を選べばいい道に進めるかの選択が見えるかもしれない。
    どうしよう……?)」


0ch BBS 2007-01-24