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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】


[353]森末(仮):2015/01/31(土) 00:53:03 ID:???
板野「(2人退場した後にも驚きの粘りで超火力シュートを止めまくったもんなぁ……いや、WYの話だけど。
    技とかはその時に比べて少ないとはいえ、こっちもそこまでの成長をしてないんだもんなぁ……)」
三杉「僕から言えるのはこんな所かな。 役に立てたかい?」
板野「あ、うん! ありがとう、こんな夜遅くに……」
三杉「礼よりは、イタリア戦でゴールを挙げてくれる方が嬉しいな。 イタリア戦では君の出来如何で勝敗が変わってくるからね」
板野「うっ……うん」
三杉「それと、くどいようだが明日の試合にも集中してくれ。
   明日の試合で勝てなければ、イタリア戦で勝てたとしても予選突破出来るとは限らないんだからね」
板野「わ、わかったよ」

端的にではあるものの、三杉のお陰である程度の方針は聞く事が出来た。
即ち、攻撃と守備――どちらにも注意は必要であるが、
ポストプレイヤーとストライカーをそれぞれ無効化出来る手立てがある以上は攻撃に意識を置いた方がいい。
一体どちらをより注意した方がいいかと迷っていた板野にとってはありがたい助言であり、
板野は三杉に感謝の言葉を述べるのだが……三杉からは実に彼らしい皮肉が返され、板野は苦笑いを浮かべながら退散をする。

三杉「(さて……先を見据える事が出来ると判断するか、目の前の事に集中が出来ないと判断するか。 悩ましいな。
    僕が説明するまでもなくイタリアの主力メンバーについて知った風だった以上、
    どうやったかは知らないが情報収集力はあるようだが……はて)」

そうして板野が出て行った後、三杉は彼が退室をしてもドアから視線を外せなかった。
知恵があるのか馬鹿なのか。
彼には板野という男の性格と実態が、未だにつかめていなかったのだ。


0ch BBS 2007-01-24