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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[408]森末(仮):2015/02/01(日) 01:01:14 ID:???
しかし、そんな彼らとは対極に――本来ならばここにいない筈の者達もいた。
翼「凄いな……本当に俺達が戦った時と順番が入れ替わってるのか。 それに、若林君が最初から出場してる……」
森崎「ケッ、若林なんざディアスにもういっぺんボロボロにやられるのがオチだろうがよ」
この大会――その初戦と2戦目の立場を入れ替え、運命を狂わせた元凶である者。
森崎有三と大空翼、そして彼らに力を貸す2人の男女である。
彼らは隠れる事なく、堂々とスタンドの席に座りこの試合を観戦していた。
高橋「ふぅ……どうせこの試合も、日本が勝つだろうね。翼がいなくても。
君のせいだよ、ニネー」
ニネー「どうでしょうね、それは。 実際にパスカルくんやガルバンくんがいても、彼らはあくまで添え物。
多勢には影響しないでしょうから……ふふ」
アルゼンチンを弱体化させた張本人であるニネーに対し、高橋は刺々しい物言いで突っ込みを入れるのだが、
ニネーはやんわりとかわすだけで微笑みを絶やさない。
正に絶世の美女である。
ニネー「それにこうした方が物語も盛り上がりますからね……後々」
言いながら、視線をフィールドから観客席へと移すニネー。
それに伴い、高橋も苛立った様子ながらニネーとは別の方向へと視線を向けた。
高橋「……先の長い話だ。 これが君の言っていた二手三手先の手かい?」
ニネー「先が長くとも時間をかければそこまで辿り着きますわ。 それはあなたもご存知でしょう」
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0ch BBS 2007-01-24