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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[432]森末(仮):2015/02/01(日) 23:13:52 ID:???
>A.「今日はよろしく、正々堂々戦おう」 無難に挨拶をする
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ディアス「ん? ああ、ニホンのキャプテンか」
板野が声をかけると、ディアスは振り向きじろじろと板野のつま先から頭の先までを見やり……。
その後、ようやく板野が差し出した手を握った。
ディアス「こちらこそよろしく頼むぜ」
板野「う、うん!(思ったより好意的だ! なんか茶化してくると思ったんだけどなぁ)」
本編などを見てディアスの性格をある程度知っていた板野は、
ここで無難に挨拶をしても何か言い返されるのではないかという不安を持っていた。
しかし、実際に挨拶をしてみたところ、ディアスの対応は至って普通。
むしろ優等生的であるとすら言え、板野は嬉しい驚きに浸っていた。
板野「(うわー、どうしよう。 生ディアスと握手しちゃったよ。 生だよ生!)」
ディアス「ああ、ただ悪い」
板野「え? 何?」
ディアス「正々堂々とは戦えないかもな」
板野「へっ?」
最後に快活な笑みを見せながら、ただそれだけを残してコイントスの為にさっさとセンターサークルへと向かうディアス。
その背中を見ながら、板野はディアスの言葉の意図を計りかね……審判が声をかけるまで、ただ呆気にとられていた。
板野は知る由もない――危機的状況に陥ったディアスが、生来の陽気さを顰めさせていた事に。
そして、そんな彼に唯一残ったものが――勝てば官軍という、彼の勝利への哲学だった事を。
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0ch BBS 2007-01-24