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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[471]森末(仮):2015/02/02(月) 00:58:29 ID:???
松山「まだだ! ここで奪う!」
岬「(ボールを奪うのは松山に任せて、僕はサポートに……この辺りかな?)」
しかし、板野達の背後にはなお、松山と岬が残っていた。
彼らは板野達のようにスライディングタックルには向かっておらず、
ディアスがクリップジャンプで飛び上がった事によりあえてその場にとどまり彼が着地をした瞬間にボールを奪おうと待ち構えていた。
これもまた、常識的に考えれば模範解答と言える行動である。
人間誰しも、ジャンプをして着地をした瞬間には無防備になる。
その一瞬の隙さえつけばどれほどのドリブラーでも無力化出来ると考えるのは、決して間違いではない。
ディアスもそれを承知していた――よって、着地をする寸前、彼は1つの行動に出た。
ディアス「だからこうだっ!」
ポーンッ! バッ!
松山「なっ!?」
岬「なにィ!?(どんなセンスをしているんだ!?)」
ディアスがした事、それは単に空中で持っていたボールを浮かせ、松山達の頭上を飛び越させた事である。
言葉にしてみれば簡単であるが、空中で足に挟んでいたボールを一瞬の内に解き、
更にはそれを狙った箇所に蹴り込むというのは難しいどころの話ではない。
松山達の背後には井沢が位置し、少しでもコントロールを誤れば彼がフォローをするのは誰でもわかる事である。
にも関わらず、ディアスは井沢がギリギリ走っても間に合わない、絶妙な位置にボールを落とし……。
驚きのあまり硬直をする松山達の横を簡単にすり抜け、ボールを拾い直し、再びドリブルを開始するのだった。
松山「ば、馬鹿な……!? あんな動きを……俺達と同じ世代が……い、いや! 人間が出来るのか!?」
岬「(これは流石に予想外だよ……)」
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0ch BBS 2007-01-24