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1- レス

【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】


[584]森末(仮):2015/02/03(火) 23:26:28 ID:???
そして反町はフェイントを入れた後、ディアスの待ち構える方向とは逆方向へとパスを出した。
ディアスとしては裏をかかれた形であり、このパスは本来ならば通っていたであろう。
しかし、たかだが裏をかいた程度では天才に敵う筈もない。

ディアス「(中々いい反射だったけど……)」

バッ! グワァァァアッ!! バシィッ!!

ディアス「そんな程度で俺を抜こうなんて甘いんだよ!」
反町「なっ……なにィ!?」

この時、ディアスはバックステップをして後ろ足を伸ばしながらボールに迫った。
完全に裏をかかれながらも、反町のそれを大きく超える超反射と跳躍力でパスについてとびかかったのである。
ここまでならば、反町――否、このプレイを見ていた誰もがまだ納得出来ていたかもしれない。
そのディアスの足がボールに触れたというのも、ディアスの瞬発力とスピードがあれば仕方ないと思えるだろう。
誰もが驚いたのは、ディアスがボールに触れたのがつま先のほんの先っちょであった事。
にも関わらず、ディアスはその先っちょがボールにほんの少し触れただけで、
あたかも足にボールが吸い寄せられているかのようにいとも簡単にトラップしてしまった事である。

沢田「そ、そんな……」
反町「む……無茶苦茶過ぎる……」

あまりにも常識外れなこのプレイを見て、反町達は落胆をするでもなく、ただ茫然とする事しか出来ず。

森崎「(あの技は……チッ、忌々しい!)」
翼「どうしたんだい、森崎? なんだか怖い顔してるけど」
森崎「なんでもねぇよ。 っていうかヘラヘラ笑うな、気持ちわりぃ!」

今は技にも至ってないそのディアスのプレイを見て、
観客席にいた森崎は腹立たしい記憶を思い起こしながら心の中で悪態をつくのだった。


0ch BBS 2007-01-24