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1- レス

【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】


[707]森末(仮):2015/02/07(土) 00:21:20 ID:???
こうして同点ゴールに沸き、意気揚々と引き揚げていく全日本とは反対に、アルゼンチンは意気消沈していた。
折角ディアスがリードを奪っても、そのリードを守りきる事が出来なかった守備陣。
彼らは自分たちの守備力がディアス率いる攻撃陣の攻撃力に大きく劣る事を自覚していたが、
それでも日本という弱小国が相手ならば完封をする事も可能であるとも思っていた。

だが、蓋を開けてみれば……反町と沢田の高速ワンツーに見事に翻弄され、挙句に板野のマグナムシュートであっさりと同点。
全日本のこの同点ゴールがマグレでもなんでもなく実力によるものであるという事は、
実際に先ほど対戦をした彼らが誰よりもよくわかっていた。
もしもマグレだったならば、次こそは止めてみせると彼らも思う事が出来たかもしれない。
しかし、実力によるものならば――彼らを待ち受けているのは、絶望のみである。

ザッ

ディアス「どうしたんだよ、ショボくれちゃってさ」
ガルトーニ「ディ、ディアス!」

気落ちをする守備陣の前に姿を現し、快活な笑みを見せたのはディアスだった。
ディアスはガックリと肩を落とす守備陣の肩を叩きながら明るく振る舞いつつ、
やがて自身を指しながら口を開く。


0ch BBS 2007-01-24