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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[791]森末(仮):2015/02/07(土) 22:12:55 ID:???
そして結果的に、井沢はディアスからボールを奪った。
その拍子に倒れ込んだディアスを見ながら井沢は内心鼻で笑いつつ、
すぐさま岬に渡そうと立ち上がろうとする。
しかし次の瞬間――立ち上がろうとしたときにふと横に目を向け倒れ込んだディアスを見た瞬間、井沢は目を丸くした。
ディアス「い、いてぇ……てててて……」
井沢「(え? なんだ? 俺はちゃんとボールに行ったはずだぞ? 倒れた時にどこか捻ったのか?)」
井沢の予想では、ディアスは悔しそうに歯噛みをするか急いで立ち上がり戻ろうとするかのどちらかの反応を見せると思っていた。
だが、実際に見せたディアスの様子はそのどちらでもない。
彼は足を抱え、大袈裟ではない程度に痛がっていたのである。
一体どうしたのか、何が起こっているのかと井沢が思う中で……。
ピーッ!
井沢「えっ?」
中山「な、なんだなんだ?」
岬「(もしかして……)」
若林「(ば、ばかな……)」
板野「(! 試合前に言ってた、正々堂々とは出来ないって……)」
笛を吹きながら、審判が井沢へと近寄ってくる。
井沢だけではなく背後にいた中山ら、井沢のタックルが足に行ってる事を知っている者達は混乱をし、
逆にその"スキル"の存在を知る者達はディアスが行った事をすぐさま理解する。
ディアス「(一発レッドでも出てくれればいいんだけどな。 その分やりやすくなる)」
そんな一同を地面に突っ伏しながら横目で見ていたディアスは、
思わず笑みが零れそうになる顔を苦痛のそれとするのに必死になっていた。
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0ch BBS 2007-01-24