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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[809]森末(仮):2015/02/08(日) 00:04:17 ID:???
松山「そん、な……。 あれだけ……あれだけ凄いプレイが出来て、
テクニックもあって……なんでわざわざそんな汚い手を使うんだ!?」
板野「(正々堂々戦えないっていうのはこういう事か……でも、やっぱりこういうのイヤだな)」
特に衝撃を受けていたのは、全日本の善玉とも言える松山と板野である。
正々堂々としたフェアプレイを信条とする松山にとって、
先ほどディアスが行ったプレイは理解出来ない程のものであり、
その胸中には疑問と哀しみ、怒りなどを混ぜた、松山にもよくわからない感情が渦巻く。
板野としても、ディアスがマリーシアを遠い未来で使うという事については知識として持ち合わせていたが、
そんなものが無くても彼が十二分に強いという事を知識においても実戦においても理解をしていた。
そのディアスがどうしてマリーシアを使わなければならないのか、と少し悲しくなる。
井沢「ぐ、ぐぎぎぎ……! 野郎……!」
逆にここで怒り心頭となったのが井沢である。
自身が奪った筈のボールを……大金星といっていい程のディフェンスを無に返された挙句、
実際には逆にもかかわらず反則を犯してまで止めた汚い奴という印象をディアスによって与えられたのだ。
決して広いとは言えない井沢の心が怒りに満ちたのも当然と言えるだろう。
松山「どうしてわざと反則を貰うなんて汚い真似を……」
岬「多分、勝ちたいんだろうと思うよ。 どうしても。
ここまでの試合を見ていても、アルゼンチンはディアスに頼らざるを得ない……それはどうしてもアルゼンチンにとって不利だ。
だから、こっちの人数を割く為に反則を取らせカードを貰うように仕向けたんじゃないかな……」
松山「………………」
板野「(冷静に言ってるように見えても、岬もマリーシア持ちなんだよな……。 やっぱり怖いよ……)」
納得が出来ないという風に頭を振る松山に対して、岬は懇々とディアスの狙いを説明した。
松山はしばらくは黙って聞いていたが……やがて踏ん切りがついたのか、
キッとフリーキックの準備を始めるディアスの方に視線を向けつつ呟く。
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0ch BBS 2007-01-24