※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[971]森末(仮):2015/02/09(月) 23:39:39 ID:???
そして試合が再開し、当然のようにアルゼンチンはディアスの中央突破で全日本陣内へと攻め込んできた。
ディアス以外に主要たる選手がおらず、彼に頼るしかない為にこの戦法しか使えないというのもあったが、
例え誰か――仮にパスカルなどの代表から外れてしまった選手がいたとしても、この場面はディアスの突破に賭けていただろう。
ディアスの突破力は、アルゼンチンにとって唯一にして絶対の攻撃法なのである。
板野「(ディアス、ドライブシュート打ったのにまだ平気そうだな……。
まぁドライブシュート自体もそこまで疲れるシュートじゃない筈だもんな。 とにかくここは下がって、と……)」
このディアスの突破は、既に全日本にとっても慣れた攻撃パターンでもあった。
ディアスの顔に未だ疲労の色が見えない事に板野はため息を吐きつつも、反町と共に中盤まで下がる。
松山と岬、総勢4名がかりでディアスを止めに行こうとするのだが……。
松山「俺が先行する! みんな、ついてきてくれ!」
板野「松山!? あ、そうか!(先に向かってマリーシアを牽制してくれるつもりか!)」
岬「うん!(下手をするとマリーシアはバレてしまう恐れがあるからね。 特に上手くタックルに来られた場合は。
ここは松山が先行をしてディアスに最初にあたるのが正解か)」
ここで松山はあえて板野達から離れて飛び出し、自身が1番にディアスに向かっていく。
一瞬松山のワンマンプレーかと板野は疑ってしまうのだが、よくよく見てみれば松山は先行をしているといえど、
板野らと連携できるだけの距離は持っており、あくまでも先にディアスにあたるという形。
その姿を見て、板野は松山が安易にワンマンプレーに走った訳ではなく、マリーシアを抑止する為にあえて飛び出したのだと察知する。
松山「いくぞ、ディアス! 俺達はお前になんか負けない!!」
ディアス「暑苦しいんだよ、ガキが!」
ただし、松山の心中には確かにそういった考えもありながら――。
それ以上にディアスに対する怒りが沸いていたのは言うまでもない事である。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24