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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】


[170]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/12(木) 00:08:51 ID:???
I:命蓮寺(星や白蓮が居ます)

鈴仙「……そう言えば、久しぶりに星たちの所に行ってみようかな。 こないだの試合だって、応援に来てくれたワケだし」

そう思った鈴仙は、善は急げと言わんばかりに空を飛び竹林を超えて、
果たして人里外れにある質素な妖怪寺――命蓮寺へと訪れる事にした。
命蓮寺のメンバーは鈴仙に対して優しい。
元が善良というのも大きいが、鈴仙は過去に一度、命蓮寺を崩壊の危機から救った経験がある。
ヒューガーによる幻想郷進出の第一歩を、鈴仙は命蓮寺の僧侶にして毘沙門天の代理・寅丸星と共に打ち砕いたのだ。

だからこそ、今こうして寺の近くに降り立ち、鈴仙が寺の敷地を跨ごうとした時も、そう遠慮する事情は無い筈、だったのだが――。

鈴仙「(……ん? 星が……誰かと話し込んでいるわね……)」

その寺の境内にて、鈴仙はヒューガーの一件以降友人となった星は、鈴仙の知らない誰かと何やら会話をしていた。

女性「――と、言う訳さ。 ……協力してくれるかい、あたしらの計画に」

サバサバとした、飾り気が一切無い口調で星に何かを持ちかけている長い緑髪の女性。
一昔前の魔女のような三角帽に、夜色のローブ、胸元に星色のリボン。
しかし彼女の一番の特徴はその服装でも、きりりとした切れ長のダークグリーンの瞳でも無く、
何より彼女には下半身が存在しないという事だった。

鈴仙「(……亡霊。 いや、それとも怨霊やら悪霊の類?
どっちにしても、仏寺には相応しく無い存在である事は間違いないけれど)」

そういぶかった鈴仙は、改めて一歩近づいて星と女性との会話を聞き取ろうとするが。


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0ch BBS 2007-01-24