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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[171]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 00:10:21 ID:MoXMpA7+
女性「――おっと。 どうやら来客が来たみたいだね。
それなら、ここでお暇させて貰おうか。 この事は、そう簡単には口外するんじゃないよ」
スッ…と。
その女性は星に一言警告すると、黄昏の中へと、溶けるように消えて行った。
どうやらその亡霊(?)の女性は、鈴仙の接近をとうの前から感づいていたようだった。
星は相変わらず、戸惑ったような風な顔ぶりを見せていたが――。
星「……あ。 あっと……その。 ――ようこそ命蓮寺へ、鈴仙」
鈴仙「……星。 敢えて聞くけど――何だったの、今の女性?」
星「え、えっと、あの人は……じゃなくって! ――さて? 何の事でしょうか?
私はこれまで、仕事をサボって飲み会に行った一輪たちの代わりに、境内を掃除していただけです。
間違っても、誰とも会話なんて金輪際していませんけど?」
――やっぱり戸惑った風な顔振りで、(星的には)しれっとそう答える。
嘘が苦手な星には、そんな一瞬で顔振りを変化させるという離れ業は不可能だった。
あからさまに慌てふためいた様子で、鈴仙に何かを隠している事はバレバレである。
鈴仙「ふーん……(――さっきの女の人は死ぬほど気になるけれど。
隠し事をしてる星があまりにあからさま過ぎて、こっちから突っ込んでみるのも憚られるわね……。
――どうしよう、それでも敢えて突っ込んでみようかな?
それとも、普通の話題をしてお茶を濁しといた方が良いかな……?)」
……が、鈴仙はわたわた両手をふりふりしている星の必死さに免じて、すぐには追及しない事にする。
それよりも建設的な話題があるならば、先にそちらからやってしまった方が良いかもしれない。
また、話を聞く限りでは一輪と雲山は外出中のようだが、それ以外のメンバーは寺の中に居るのかもしれない。
それだけの事を一瞬で考えた鈴仙は、星に対してこう話を切り出した。
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0ch BBS 2007-01-24