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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】


[213]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/13(金) 00:25:18 ID:pdvA3f1A
★少しだけ情報→ ダイヤA ★
ダイヤ→星「鈴仙。 私は……どうしたら良いんでしょうか……」

星はぽつりぽつりと、そう話しだした。
それは先程までの能天気な彼女と違い、心底悩み、苦しんでいる様子だった。

星「……さっきの人は口外するなって言ったけど。
でも、鈴仙にだったら話をしても問題ないと思います」

鈴仙「――そ、それってどういう意味? こ、告白?」

意味深な風な言葉を述べる星に、鈴仙は焦りながらもおどけて返す。
しかしそれは、やはりというべきか愛の告白では無かった。なぜなら。

星「――さっきの人は自分の事をスカウトと名乗りました。 ……『プロジェクト・カウンターハクレイ』の。
そしてあの人は私にこう言ったのです。
『おめでとう。 貴女は我らがプロジェクト・カウンターハクレイのキャプテン候補に選ばれました』……ってね」

鈴仙「…………!!」

――鈴仙にならば話をしても問題が無い理由。
それは、彼女もまた、『プロジェクト・カウンターハクレイ』。
サッカーにより、幻想郷の凝り固まったシステムの打破と変革を図る計画の一員として、
かつての鈴仙と同じように、スカウトを受けていたからに他ならなかった。

星「……鈴仙も、そうなんでしょう? 『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補として、
幻想郷の未来を変える存在として、貴女も選ばれたのでしょう。 ……さっきの方から聞きました」

鈴仙「そ、そんな……」


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