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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[226]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/14(土) 00:57:01 ID:???
だからこそ鈴仙も、先程までの恐怖を振り払い、そう自信を持って星に話す事が出来た。
鈴仙は中山の言葉を思い出す。
友人とは『互いに違う道を行こうとも、自分を理解してくれる存在』である……と。
鈴仙は星や妖夢が自分と違う道を選んだとしても、それを恐れる必要は無いのだから。
星も、鈴仙の言葉にはっとして気付かされたように目を丸くし、そのままうるうると目元を潤わせて――。
星「……ええ、そうですよね! 『プロジェクト・カウンターハクレイ』に乗るか、乗らないか。
今の私には、どっちを選んだ方が仲間を守れるかは分かりません。
それでも、どちらが私の望む道をより実現できるのか。 それをしっかりと考えてみようと思います!」
――と、鈴仙に向かって大きく頷く。やや大げさなリアクションも、星のチャームポイントだった。
鈴仙「(……妖夢は強くなる事を望み、神子が牛じる実力主義の組織・ハイパーカンピオーネへとその身を投じた。
星は仲間を守る事を望み、……今は、どの道を選ぼうか悩んでいる。
私は……何をいちばん望んでいるのかな)」
そんな元気いっぱいな星の横顔を見て、鈴仙はかつて同じような顔をしていた妖夢を思い出し、
そして――鈴仙自身、自分が今何を望んでいるかが、少しだけ分からなくなった。
鈴仙「(私は……仲間と一緒に強くなりたい。 けど――それは本当の望み?
師匠と並び立つ選手になる。 ……本当にそう? ……いや、ウソでは無いと思うけれど。
――でも、私は一体。 ……何を一番望んでいるんだろう……?)」
――命蓮寺からの帰路、鈴仙の思考は再び混沌と渦巻いていった。
*星の評価値が追加で大きくあがりました。
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0ch BBS 2007-01-24