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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[408]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/17(火) 23:21:53 ID:???
……一般論として。
ごく一部の天才を除き、ある一定の線を超えるまで、努力しても成果が出ないのは当たり前である。
しかし、多くの凡人はそれに気づかず、壁にぶつかった段階で「自分には才能が無い」と妥協したり諦めたりしてしまう。
ごく一部の往生際の悪い凡人、もしくはうぬぼれの強い凡人は壁にぶつかろうとも、
「もう少し頑張れば、壁を越えられるかも」「自分は天才だから、壁を越えられるに決まっている」
などと思い込み、そしてその結果――やはり多くは夢を引き裂かれ絶望する。
結局、凡才が努力して成功する……などという話は極々一部のレアケースであり、それこそ夢物語に過ぎないのだ。
佳歩「鈴仙さまだって……頑張って、打ちのめされて、時には絶望して。
それでも、泣きそうな顔で諦めずに進み続けたんだもの。そんな鈴仙さまとツートップになる人は……!!」
ダッ! バシュウッ! シュンッ!
永琳「!? 動きが急に早くなった!?」
そして今、永琳の眼の前に居るのは……残念ながら、天才では無く凡人だった。
佳歩は何度も鈴仙とのツートップとして活躍するという夢を掴みかけ、
そしてその都度、自分の未熟さにより夢を掴めず絶望していた。
しかし、佳歩は凡人だが、こと鈴仙とツートップを組むという夢に関しては、往生際の悪さもうぬぼれの強さも天才的だった。
活発なショートヘアを月夜にはためかせ、大きな瞳でボールを睨みながら、
佳歩は少しずつ、しかし着実にその動きの精度を高めていく。
それはこれまで目標として努力していながら、どうしても出来ない動きだった。
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