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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】


[48]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/08(日) 19:45:08 ID:???
*****

鈴仙「あっちゃあ。 シュート、決まんなかったわね……」

パスカル「仕方が無いさ。 充分手ごたえはあったから、次以降の試合に期待するしかあるまい」

話を僅か数分前へとさかのぼる事にする。
試合終了のホイッスルが鳴った直後、鈴仙とパスカルは前線にて必殺のツインシュート
――『リフレクトバレット』が決まらなかった事について、残念そうに話しあっていた。
精度は問題無かったから、後は速度とパワーがどうとか、勝利の余韻はさておいて、そう反省会をしていた時である。

タタタタタッ……。

パスカルの頭越しに、銀色と白色の混じった何かが、両チームの選手達と交わる事も無く、弾丸のようにフィールドを走り去っていった。

妖夢「…………ッ!」

その影は、しっかりと確認するまでも無く妖夢だった。
目をぎゅっと瞑り、自分が僅かに残してきた何かへの未練を断ち切るよう、
他の西行寺亡霊連合のメンバーが気付くよりも早く、妖夢は人里サッカーコートの選手用の出口へと走っていた。

鈴仙「ちょ、ちょっと妖夢……!」

自分のチームの選手と遭わないように、妖夢はルナティックス側の出入り口へと向かっていた。
鈴仙はパスカルを放置して堪らず走り出した。
何か言うべき事がある訳でもない。兎に角、鈴仙は妖夢を追いかけずにはいられなかった。

タッ、タッ、タッ……!

妖夢「はぁ、はぁ……!」

鈴仙「見つけたわよ、妖夢……」


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