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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】


[50]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/08(日) 19:47:11 ID:???
妖夢「……鈴仙があの時――あの特訓の時に、仮に私を引き留めていたとしても。
私はきっと、『ハイパーカンピオーネ』計画の一員になっていたと思う。 それが私の選んだ道だから。
だから、鈴仙はなんて後悔する必要ないし……むしろ、後悔なんて、死んでもして欲しくない。
だって、後悔や同情なんてされたら……私は永遠に、鈴仙と同じ位置に立つ事なんてできなくなる。
例え、私がどんな道を選んだとしても」

鈴仙「…………」

鈴仙は何も言えなかった。
自分が考えた言葉の全てが、妖夢を惨めにするだけにしかならないと思った。
いっそ妖夢を張り倒してやりたい気持ちだったが、英雄でも狂王でも無い、
根本はただの臆病な少女である鈴仙に、そんな主人公のような行動が出来る筈も無かった。

妖夢「……鈴仙、ありがとう。 何も言わずに居てくれて」

妖夢はそう言うと振り向き、サッカーコートを歩き去ろうとしていた。
彼女は最後に幽々子に対して家を空ける旨伝言してくれるよう鈴仙に依頼し。
最後に妖夢は――鈴仙に対して優しい声で、こう告げた。


妖夢「――鈴仙。図らずとも私と貴女は、また戦う事になると思う。
それは、たぶん貴女が思っているよりも、ずっと早い段階で。 だから――その時まで、さよなら」


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