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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[52]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/08(日) 19:51:13 ID:???
鈴仙「(妖夢。 ……私はあなたを信じたい。 だから――また会う日まで。
そして――また、共に肩を並べて戦う日が来るまで、……さよなら)」
鈴仙はかつてのような穏やかな気持ちで、心の中で、妖夢との別れをする事が出来た。
藍「……お取込み中の所、失礼するよ」
――しかし、鈴仙が妖夢について顧みる事が出来たのはそこまでだった。
鈴仙の思考は、不意に後ろから呼び止められた声により中断させられる。
鈴仙「――貴女は……藍さん。 ……どうしたんですか」
鈴仙に声をかけた長身で金髪、青と白を基調とした導師服を来た美しい女性
――西行寺亡霊連合の助っ人トップ下・八雲藍は、感情の灯らぬ視線を鈴仙に向ける。
何故彼女が、永琳でも無く自分の元へ挨拶に来たのだろうか。
藍の事を知ってはいたが、しかし接点が少ない鈴仙は、訝しげに返事をした。
そうした鈴仙の態度は想定内だったらしい藍は、少しだけ穏やかな笑みを見せ、鈴仙にこう言った。
藍「……何。 大した話じゃあない。 ――ちょっと、これから散歩でもどうかと思ってね」
鈴仙「……へっ? 私が、藍さんと――散歩? 一体どうして……?」
鈴仙はこの時、藍の事をかなり警戒していた。
鈴仙は前に永琳と輝夜を通じて、『プロジェクト・カウンターハクレイ』の一員になる打診を受けている。
そしてその『プロジェクト・カウンターハクレイ』というのは、
サッカーを通じて、博麗の巫女と妖怪を中心とする幻想郷の在り方を変えようとする計画。
だとすれば、今の幻想郷を取り仕切っている境界の妖怪・八雲紫が警戒していてもおかしくはない。
だから、差し当たり紫の忠実な式である藍を刺客として、鈴仙に差し向けて来たのかもしれない。
鈴仙は素直に藍の怪しすぎる申し出に頷けなかったが。
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0ch BBS 2007-01-24