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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[632]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/23(月) 23:25:18 ID:???
――後半12分に、つかさに先行して一人タックルに出た小傘がPA内で反則。
人里子どもFCはPKを取られ――そしてその結果失点してしまう。
幸い、小傘は目に涙を一杯溜めて「わざとじゃないんですううう!!」
と誰が見ても分かる事を声高に主張していたのが認められたのか、軽い注意で済んだが、
人里の子ども達からの小傘への評価値は大きく下がってしまったと言う。
次のキックオフ。
いい加減自分と佳歩との間にある、途方もない実力差を知った子どもJは謙虚にも佳歩にボールを渡す。
佳歩は自分ばかりが動いてて良いのかと躊躇しつつも、しかし預けられたボールを責任強く前線へと運んだ。
そして、佳歩はバイタルエリアへと辿り着いた時、そのしなやかな右脚を大きく振りあげて――。
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
佳歩「――天まで届いて、『ラビット……テイル』!!」
バッ、シュウウウウウウウウウウウウウウウウッ! ギュウウウウウウウ…………ンンンッ!!
子どもJ「……ぼ、ボールが消えた……!?」
鈴仙(ベンチ)「す、凄い速度……!! やっぱり佳歩、ドリブルだけじゃなくて、シュートも……!
基礎的なシュート力も、この私にマジで追いついちゃったの!?」
――恐らくは敵側からしたら、魔王の一撃にも等しい死のシュートが放たれた。
響子も子ども妖怪のDFも、そして勿論GKも、そのシュートがどんな軌道を描いて、
どんなコースに向かっているかを認識すら出来ない。
軍の狙撃手としての経験から、動体視力に僅かの自信のある鈴仙が、
辛うじて佳歩が何をしたのかが目に追えた程度だった。
――ズバァッ! ………ピッ、ピピィイイイイッ!!
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0ch BBS 2007-01-24