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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】


[640]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:28:29 ID:???
リグル「ううっ。わ、分かってるもん。分かってるのに、幽香、ヒドイよ……!!」

幽香はそんなリグルの問いに対して、決して優しくは答えない。
リグルがひどくしゃくりあげるのを無視して、幽香は静かに遥か青空を眺めていたが。

幽香「――謎の向日葵仮面という美少女は、こう言っていたわ」

思い立ったように、幽香はピンと指を立てて、リグルに向き直った。

リグル「……え。ひ、向日葵仮面さんが? なんて?」

幽香「『世の中には二種類のタイプの人妖しかいない。
凌辱するタイプの人妖と、凌辱されるタイプの人妖だけだ』――ってね」

リグル「(凌辱って……確か『超強い』って意味だよね。前ルーミアから聞いたし。
超強いタイプの人妖と、超強くないタイプの人妖……って意味かな)――うん」

幽香「今の貴女は、間違いなく後者のタイプよね。
ぽっと出の自分と同じような選手に、居場所も、活躍も、栄光も奪われて、
まさにボランチに必要な能力値を根こそぎ吸い取られたような絶望感。
リグルは今、滅茶苦茶に凌辱されたせいで、そんな絶望を抱いているのよね」

リグル「う、うん(滅茶苦茶に超強いされたせい……? どういう日本語なんだろ)」

幽香「――その絶望を拭い去るには、自分が凌辱するしかない。
もしも能力値を吸い取られたら、別の奴から吸い取り返せばいいのよ。
そんで強くなって、最初に能力値を吸い取った奴の能力値を吸い取れば完璧じゃない」

リグル「う、うーんと……? つ、つまり……絶望がイヤなら、超強くなれば良い、って事?」

幽香「……まあ、大体あってるわ」


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0ch BBS 2007-01-24