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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[641]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/24(火) 00:29:38 ID:???
リグルはここで、幽香が言わんとしてくれている言葉の意味を考える。
世の中には、凌辱する側と凌辱される側しかいない。凌辱されるのが嫌ならば、自分が凌辱するしかない。
だから、……自分が、凌辱する側になれば良い。つまり、自分が超強くなれば良い。
そういう意味だろうか。
だったら確かに、幽香の言いたい事は単純だ。ヘタに慰められるよりも分かりやすいが――
リグル「……でも、それだったら結局、私が超強くなるしかない――って事じゃん。
当たり前の事だよ。それよりさ、どうやったら私、凌辱する側になれるの?」
しかし、蟲たちを操る女王と言えどまだ幼いリグルには、それ以上の事は分からない。
もっと分かりやすい答えが、リグルには必要だった。
幽香「……さて。それは私には分からない。精々、貴女の中の自然に問いかけてなさい。
――と、言いたい所だけど」
幽香はここで一旦話を切る。二人きりの穏やかな草原に、一名の乱入者が現れたからだ。
幽香はその乱入者の姿を見て、一瞬だけ目を丸くしたが――しかし、その次の瞬間には、
普段の穏やかで嗜虐的な笑顔を、リグルに対して向けていた。
幽香「――喜びなさい、リグル。 ……アンタ、思ったよりも早く――凌辱する側になれるかもね」
リグルはそんな幽香の言葉を聞き、第三の女の冷たい表情を見て頷きながら。
リグル「私……! 凌辱したい! もう凌辱されるのは嫌なんです!!
努力して、練習して……凌辱できるようになって! 世界一の凌辱FWを目指したいんですっ!!」
――そう、力強く宣言した。
そして第三の女は、リグルの悲痛だがどこまでも純真で真っ直ぐな言葉を聞いて……軽く引いていた。
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0ch BBS 2007-01-24