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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[760]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/28(土) 20:12:51 ID:???
すると、そこには――希薄な感情をしたパステルカラーの少女が、やはりいつかと同じように舞を踊っていた。
周囲には神子の弟子らしい仙人見習いが取り巻いており、簡単に妨害は出来ないようになっている。
鈴仙「秦こころ……。また、あの少女が神子や聖徳ホウリューズの行動をサポートしていたのね。
今度は支持者を増やす為では無く、不支持者を極力出さないように!」
パスカル「……ご立派そうな事をする時は、必要以上に場を盛り上げて、大手を振って行うこと。
やましい事をする時は、ヘタに場を盛り上げず、こっそり行うこと。
――サッカーをパフォーマンスとしてしか見ていない、功利主義の政治家らしい手法だな」
鈴仙の隣に座っていたパスカルもまた、苦言を呈したい様子だった。
サッカーの試合内での実力や策略では無い、いわゆる盤外戦術をも駆使してまで、
徹底的に勝利に固執する聖徳ホウリューズの手法は、
プロの汚い面を知っているパスカルにとってもあまり快い物では無かったらしい。
鈴仙「――やっぱり、聖徳ホウリューズは間違いなく、その実力以上に厄介な相手となりそうね……」
鈴仙はそうポツリとこの試合の総括を呟いてから、ジュースでも飲みに行こうと暢気に立ち上がるが。
その時、鈴仙を呼び止める者が居た。
永琳「……待ちなさい、ウドンゲ。貴女、少し勘違いをしているのでは無くて?」
鈴仙「か、勘違い……?」
それはパスカルでも輝夜でも無く、永琳だった。
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0ch BBS 2007-01-24