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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[761]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/02/28(土) 20:14:44 ID:???
永琳「そう、勘違い。貴女は聖徳ホウリューズを警戒しているようだけど。
ルナティックスが優勝を目指すにあたり、それ以上に警戒すべき相手が居るのを忘れている。
その相手とはまさしく――今回対戦する、守矢みらくるずよ」
鈴仙「えっ……!」
永琳は鷹のように鋭い目線でフィールドを外れて、中央にあるVIP席を睨んでいる。
彼女はこの試合の最初から、フィールドの神子達でも無く、観客席のこころでも無く、全く別の人物を警戒していた。
鈴仙を一瞥だにせず、永琳はこう言い放った。
永琳「予言するわ、ウドンゲ。
私達永遠亭ルナティックスは――このままでは、準決勝に駒を進める事すらなく、守矢みらくるずに敗北するでしょうね」
永琳が警戒した人物は、高い位置にあるVIP席から観客を見下していた。
天のように蒼いショートヘアを微動だに動かさず、椅子の上で胡坐をかく長身の女性。
彼女の名は八坂神奈子。乾を操り武を好む日本古来の大神にして、幻想郷最強のDFとしても知られている。
永琳「守矢の毒蛇には精々気を付けなさい、ウドンゲ。あの蛇は――三枚舌よ」
永琳は静かに、しかし彼女らしからぬ物々しさを帯びた声で、鈴仙にそう警告しながら。
永琳「――そう、このままでは……ね」
神子も神奈子も居ない、ただ観客達が固まっている別の方向を向き直して、そう呟いた。
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0ch BBS 2007-01-24