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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[820]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/03/01(日) 01:02:48 ID:k1G+Pwok
B:観客席をうろついてみる。
鈴仙「……さて。やる事はやったし、先に観客席に行って、知り合いの顔が居ないか探してみようかな……」
鈴仙は一足先にロッカールームを出て、再び満員となったスタジアムの観客席を見回す。
この狭い幻想郷に一体どれだけ居たんだと言わんばかりの人、人、人。……妖怪かもしれないけど。
まさに幻想郷の全ての人妖がこのスタジアムに集まったのではないかと思うほど、スタジアムは人であふれていた。
鈴仙「サッカーというスポーツが、幻想郷にとって大きな存在になりつつある……という事かしら」
思うに、サッカーが流行するまでの幻想郷には、ここまで多くの人妖を取り込んだ娯楽は無かったように思える。
スペルカードルールを利用した弾幕ごっこが辛うじて近いのかもしれないが、
弾幕ごっこにしても、魔力や妖力で弾を大量に撃てないと始まらないし、遊ぶ者も少女しかいない。
いわば、選ばれた者のみのスポーツだった。
鈴仙「でも、サッカーは違う。サッカーはどんな価値観を持った人妖をも夢中にさせ、
どんな生まれや力に関わらず、ボールさえあれば誰でも楽しむ事が出来る……」
そう考えると、サッカーというスポーツは真に素晴らしく、そして恐ろしい。
この観客の熱狂を感じて、鈴仙は永琳や日向の狙い――サッカーで、幻想郷の支配体制に一石を投じる――が、
あながち馬鹿馬鹿しい物では無いと改めて思う。
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0ch BBS 2007-01-24