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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[876]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/03/02(月) 22:08:31 ID:???
E:「……ところで、審判の買収についてどう思う?」審判買収について言及してみる。
早苗「――へ?」
早苗は不意を突いた鈴仙の問いかけに、思わず目をくりっと丸める。
鈴仙にとってやはりと言うべきか、意外と言うべきか。
恐らく彼女の親代わりである神々が仕掛けたらしい、
『ホームタウンディシジョン』の存在について、早苗は全く知らないようだった。
鈴仙「いや、何となく聞いただけよ。 ――でも、ほら?
このスタジアムって名前からして『モリヤスタジアム』だし。
貴女は知らなくっても、裏であの偉そうな神様とかが……」
それでも鈴仙は事情を知らないフリをして、何となくで早苗に呼びかけてみた。
ひょっとしたら、早苗が決定的な証言か――そうでなくとも、これまでに感じた、何らかの違和を漏らしてくれるかもしれない。
しかし鈴仙の予想に反して、それまで温厚だった早苗はわなわなと唇を震わせて、
早苗「――馬鹿にしないで下さい! 八坂様はそのような卑怯な手を使うような方ではありません!」
鈴仙「む、むうっ。別に、そういうつもりで言ったワケじゃあ……」
早苗「我らが八坂様、洩矢様は歴史で言えば確かに、貴女方が信仰する月の旧神には遠く及びません。
ですが、彼の方どもはそれ以上に気高く強き神格と神徳を持ち合わせています!
これ以上我が主神を侮辱するのならば、永遠亭に十字軍を派遣しますよ!?」
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0ch BBS 2007-01-24