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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[891]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/03/03(火) 00:12:46 ID:???
神奈子「(――さて、お手並み拝見だ。八意思兼神よ。
月の神と地上の神、今やどっちが優れているか。それを白黒はっきりさせようじゃないか)」
諏訪子「(……鈴仙かぁ。昔聞いた噂と違って、良い目をしてるね。
今からでもウチの風祝になって貰っても良い位――というのは冗談としても、こりゃあ早苗も負けちゃうかもね。
今日の試合だけじゃなくって……これからでも)」
早苗「(――私は、勝ちたい。神奈子様や諏訪子様の為なのは勿論。
私は、私の居場所とプライドを取り戻す為にも。絶対に、この試合、勝って見せる……。
そして私は……霊夢さんにだって、勝って見せるんだから………!!)」
遥かCBと近きCFの位置から、守矢の神々がルナティックスを値踏みするような視線で傲慢に見つめている。
その間を保つトップ下にて、早苗は祈るように目を閉じてひたすら儚げに信仰を注ぐ。
早苗の翠の黒髪が美しく鮮やかな新緑へと染め上がっていく。
スッ……。
審判が笛を口にくわえる。
早苗「――そう、私は絶対、ここで終わらないんだから……!」
鈴仙が妹紅に歩み寄る中、早苗はキッとこれまでの悩みを捨て去り、炎のような目線を鈴仙に向ける。
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0ch BBS 2007-01-24