※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】


[104]森末(仮):2015/02/12(木) 01:31:59 ID:???
バルバス「そうだ。 この状況から逆転をするには、お前の力が当然必要だ。 当然だが……体力はどうだ?」
ディアス「へへへ、大丈夫ですよ。 あれだけ動きましたけど、余程動き回っても試合終了間際に切れるかどうかって感じです」
バルバス「……ならばいい。 ただし、不要にシュートを打ち体力を無駄に浪費するな。
     お前が動けなくなった時点で、こちらは戦力ダウンという言葉では済まされない程の窮地に立たされるのだからな」
ディアス「わかってますって」

この試合、アルゼンチンが勝つにはディアスに頼るより他にない。
既に1点負けており、後半戦も無失点で切り抜けられるとは決して言いきれない以上、
ディアスには更なる得点を重ねて貰わなければならないのだ。
出来る、出来ないではなく。それしかとる手段は無いのである。

ディアス「いいかぁ、みんな! 前半リードして良い気になってやがる連中の鼻っ柱を折ってやろうじゃねぇか!
     そして教えてやろうぜ! アルゼンチンに天才 ファン=ディアスありって事をな!」
アルゼンチンメンバー「ディアス……」「ああ、そうだ!」「俺達も守備を頑張るから頼むぞディアス!」
ディアス「おう!(本当に頼むぞ。 あまり守備にだって動きたくないんだ……)」

その後、彼らはディアスの陽気な鼓舞をする声を聞き、なけなしの闘志を沸きたてながらフィールドに向かった。
南米の雄、強豪国アルゼンチンが……アルゼンチンが有する天才、ファン=ディアスが。
このような小さな大会で、その初戦で当たった東洋の島国を相手に、負ける訳にはいかない。
ディアスによる、ディアスの為の、ディアスのチームとすら揶揄されるアルゼンチンは、
こうしてどうにか息を吹き返す事に成功をしたのだ。誰でもない、ディアスの声に応える形で。

バルバス「(すまんな、ディアス……。 お前にばかり苦労をかける……)」

フィールドに向かうディアスの背中を見ながら、奥歯を噛み締め悔しがるバルバス。
彼はあくまでも戦術などに対してしか言及が出来ず、直接手助けが出来ない自らの身を呪った。
無論、半裸で。


0ch BBS 2007-01-24