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1- レス

【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】


[207]森末(仮):2015/02/13(金) 23:28:35 ID:???
ディアス「(キープすら満足に出来ないのかよ! ちくしょうっ!!)」

守って、守って、守って……その末にようやく得たボールは、あっさりと奪われる。
あまりにも厳しい状況に内心悪態をつきながらも、ディアスは走り回る。
その姿は英雄には程遠く、悲鳴も上げずに働く姿はさながら馬車馬。
だが、それでも彼は走り回るしかない。
英雄に負ける事は許されず、今の彼が結果を残す為にはただただボールを追いかけるしかないのだから。

そんなディアスの姿を見ながら、中山は一瞬迷った後左サイドへとボールを叩いた。

中山「(やはり……ディアスのいる中央は危険だな。 右サイドも使いすぎている。
    ならここは左に……お、あの動きは……よし!!)井沢、頼む!」
井沢「おう!(といっても俺がこのまま上がるのは危険か? ん?)」
三杉「井沢、こっちだ!」
井沢「(いい位置にいやがるな)よし、行け三杉!」

実況「全日本、ここは一旦左サイドにボールを回し……これを井沢くんがトラップ!
   それを再び縦に出し……おっと、ここに三杉くんがいる! 三杉くんがいます!
   どうやら左サイドを駆け上がるもよう! ボールを持ってぐんぐん上がっていくぞー!」

中山がボールを奪った瞬間に、三杉は動いていた。
ここまで日本が攻め込んでもいまいちシュートまで持って行けなかったのは、多分に攻撃パターンを読まれていたから。
板野と松山の連携も前半で反町と沢田が何度も繰り返していた為に相手も目が慣れていて対処出来てもおかしくなく、
右サイドの岬の突破というのも読まれていると考えた方が自然。
ならばここはそれとは違う攻め手――左サイドアタックを試すのがいいだろうと判断し、自らがサイド際へと流れてきたのである。

三杉「(井沢には少し荷が重いだろうからな。 さて、ここでチャンスメイクをさせてもらおう)」
ジェイテス「くっ、今度はこっちか!」
ルジェリ「止めろ! 絶対に止めるんだ!」


0ch BBS 2007-01-24