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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[293]森末(仮):2015/02/15(日) 19:05:07 ID:???
>>282-285 乙ありです。
>A.見上が流すようサインを出した。(ダイジェストに移行します)
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見上「(残り20分で2点差……この状況ならば、例えディアスといえど逆転は不可能だろう。
ディアスの力だけで3点を奪えるやもしれんが、それ以上にこちらが点を取れない理由が無い)」
ここに来て負ける事は無いと判断をしいた見上は、スッと手を上げて選手たちに流すようサインを出した。
無理にプレイをして怪我やカードを貰う危険性を出さず、このリードを守り無難に試合を決めるようにしたのである。
次にはイタリア戦が控えており、ここで負傷などをするデメリットの大きさをよくわかっている板野を始め、
見上のこの指示は全員に受け入れられた。
板野「(それにしても……流す、か)」
キックオフを待ちながら、センターサークルに入るディアスをぼんやりと眺める板野。
板野「(まさか、アルゼンチンを相手にダイジェストに入るなんてな。
……絶対強い筈なのに、ディアス)」
今のディアスは、笑顔でもなければ悲壮な表情でもない。
ただ、無。仮面でも貼り付けたかのように、その表情には何も残っていなかった。
観客からは罵声を浴びせられ、対戦相手からは勝利を確信され、それでも戦わなければならないディアス。
英雄は逃げる事を許されず、勝利だけを求められる。
たとえそれが、どれほど絶望的な状況であろうと。
板野「(本当に、立場が入れ替わっちゃったんだな……イタリアと……)」
本編Jrユース編において無惨な末路を辿った、イタリアJrユースのジノ=ヘルナンデス。
正しくディアスは彼がその時味わったかのような境地にいるのだろうと把握をしながら、
言葉にならない感情を抱きつつ審判の笛を待つのだった。
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0ch BBS 2007-01-24