※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】


[323]森末(仮):2015/02/15(日) 21:16:01 ID:???
その後もディアスは孤軍奮闘をした。
誇りと矜持を胸に、彼は戦った。頼れる者が誰もいないから自分でやる。
何度も何度も単独での突破を図り、守備に走り、フィールドを縦横無尽に駆け回り疲労が蓄積しても、彼は走り続けた。
英雄には休む事すら許されなかった。

ディアス「はぁっ、はぁっ……(こんな事が許されてたまるか。 天才のこの俺が……コケにされたままで黙ってられるか!!)」

時計の針が進み、残り時間がどんどん少なくなっていく中、ディアスはようやく勝てないと悟った。
万に一つも、ここから逆転はありえないとわかった。
だが、それでも、彼は攻めた。明日のイタリア戦に備え、全日本との得失点差を少しでも埋める為に。
このまま舐められたまま、追われる筈がないと自身の力を証明する為に。

ディアス「(相変わらずこいつらは俺を警戒してやがる。 なら、癪だが……!)そらっ!」
松山「なに!?」
三杉「しまった!(ここでパスを使ってくるとは……完全に読み違えた)」

そしてディアスはここで勝負に出た。
後半25分、相変わらず自分を警戒する全日本メンバーの裏をかき、サイドを走るジェイテスへとパス。
ここまで何度も突撃をしてきたディアスの思いがけないプレイに一同は虚をつかれ、
アルゼンチンがようやく全日本のゴールを脅かすチャンスを作る事に成功をする。

実況「あっと! ここはアルゼンチン、ディアスくんを使わない! サイドハーフのジェイテスくんへとボールが渡った!
   全日本、マークをディアスくんにあわせていた為にこれを止められない! ジェイテスくんはサイドを一直線!
   そして……ディアスくんはゴール前へ!」

観客「お、やっとかよ!」「でももう逆転どころか同点も無理だよな」「得失点差を縮めておきたいんだろ」

ディアス「来い、ジェイテス! これで決める!!」
ジェイテス「……ああ!」

バシュウッ!!


0ch BBS 2007-01-24