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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】


[352]森末(仮):2015/02/16(月) 01:12:19 ID:???
そんな中で、サビチェビッチはアルシオンに対して少々の劣等感を抱かされていた。
サビチェビッチはジョアンに才能を見出されており、鍛え上げられていたが、ジョアンが執心していたのはアルシオン。
実際、サビチェビッチもアルシオンとは選手としての格が一歩及ばないと感じていたのだからこれに文句は言えず、
常に劣等感を抱きながらも共に過ごしてきた。アルシオンからは歯牙にかけられていない、一方的なライバル感情と言っていい。

そして、このままアルシオンの元で、イタリアJrユースとして戦うのかとサビチェビッチは思っていたのだが……。
今日の試合を見て、その考えは180度変わった。
ファン=ディアス。マルク=アルシオンと同等か、はたまたそれを超える程の実力者を見つけたからである。

サビチェビッチは世界を知らなかった。狭い、ジョアンの手の平の上の世界しか知らなかった。
だが、気づかされたのだ。天才と呼ばれるものは、どこにでもゴロゴロいるという事に。
どこに行っても天才がいて、どこにいても彼らと戦う事となる。
ならば――このライバル心に逆らう事なく、素直にアルシオンと勝負をしたい。
出来る事ならば、それに気づかせてくれ――そして攻撃能力が高い選手がいるチームに入りたい。
彼がその結論に至ったのは、自然な事と言えるだろう。

サビチェビッチ「ディアスの攻撃力は凄まじい。 私がゴールを守り切れば、相当な強豪国にアルゼンチンはなるでしょう」
ジョアン「ば、馬鹿な……なんという、馬鹿な……」
アルシオン「……素直にイタリアに入っておけばよかった、と言わんようにな。 お前がいなくとも、ヘルナンデスがいる。
      俺の王への覇道を邪魔するというのならば、お前も粉々に砕き、散らせるだけだ」
サビチェビッチ「忠告感謝する、アルシオン。 お前のその野望が志半ばで尽きる事を祈る。
        それと、私からも一つ言わせてもらう」


0ch BBS 2007-01-24