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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[393]森末(仮):2015/02/17(火) 00:52:17 ID:???
>B.「ディアス、お前の分も俺達が優勝するよ」 優勝を誓う
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マリーシアなどのフェアではないプレイを見せられディアスに対して苦手意識を抱いていた板野。
気圧されながらも、板野はなるべくにこやかに……爽やかになるように、ディアスに声をかけた。
試合中は互いに鎬を削り合ったものの、試合が終わればノーサイド。
互いの健闘を称え合い、そのまま別れる為に。
ディアス「……余計な、ハァ……お世話、だ……」
板野「(うああ〜。 やっぱり駄目だ〜!)」
だが、板野の言葉は当然のようにディアスには届かなかった。
自分たちの分まで優勝をしてみせると言われた所で、ディアスにとっては何の意味も無い。
3点差をつけられて負け、得失点差は−3。
既に決勝トーナメント進出も絶望的となっている状況の中、ディアスも半ばそれを諦めかけていたものの、
自分たちを大差で破ったチームが優勝をした所で彼には何の慰めにもならないからだ。
ザッ
松山「………………」
板野「! ま、松山……」
ディアス「……今度は、てめぇか……ゴホッ」
そして、思わず硬直をする板野と苦々しげに睨みつけるディアスとの間に割って入ったのは松山であった。
天才と呼ばれ、アルゼンチンの至宝と呼ばれ、その名に恥じぬ程の才能を見せつけたファン=ディアス。
そのファン=ディアスに対し、自他ともに認める凡才である松山は憧れと怒りとを混ぜたような、
言葉にし難い感情を抱いていた。
それだけの才能がありながら、何故汚いプレイに手を染めるのか。松山には、未だに理解が出来ていない。
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0ch BBS 2007-01-24