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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[401]森末(仮):2015/02/17(火) 01:32:01 ID:???
>B.「多分、正しいとか正しくないとか……そういう事じゃないんだと思う」
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松山の悲痛な問いかけに対して、板野もまた悩みながらも一つの答えを出した。
板野にとって幸いだったのは、松山とは違い、
所謂"汚い手"を使ってでも勝とうとする男はこの世界にごまんといる事を知っていた点。
ディアスだけでなく、そもそも本編の主人公からして色々としていたのだから、
ある意味ではその事情をよく理解していたと言っていい。
無論、やはり彼の少し幼い精神では納得こそは出来ていなかったが、それでも理解だけは出来ていた。
松山「正しいとか正しくないとかじゃない、か……」
板野「考え方とか、思い方、感じ方が違うのがいて、当たり前なんだと思う。
だからきっと、正しい正しくないじゃない。 どう納得できるか、どうしたいか……そういう問題なんじゃないかな」
松山「………………そうか」
板野の答えに対し、松山はゆっくりと反芻するようにして考えながら……一つ頷くと、口を開いた。
松山「……少しだけ、腑に落ちた気がする。 まだ、納得出来た訳じゃない。 でも……そういう考え方があるんだって」
板野「松山……」
松山「だが、やっぱり俺は、俺の正しいと思う道を行きたい。 汚いプレイに手を染めるんじゃなく、正々堂々と戦いたい」
板野「それでいいんだと思う。 俺も、そっちの方がやっぱり好きだしね」
松山「ああ」
やがて吹っ切れたかのような表情を見せた松山に、板野はホッと安堵をしつつ、
2人は去っていくディアスの背中を見つめていた。
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0ch BBS 2007-01-24